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「中津川へ行ったらぜひくるまやで」と県外の人からも支持されているお蕎麦屋さん。ここのおそばを食べるためだけにやってくる人、わざわざ途中で高速道路を下りる人も多いとか。中津川インターチェンジから車で約10分。国道19号沿いの好立地ということもあり、週末はいつも県外ナンバーで埋まっています。
そばは太めの田舎そば。引き立て打ち立ての味と香りが楽しめます。

「おいしいモノをお出しできれば、お客様に喜んでいただける」を信念に、毎日「同じおいしさ」のそばをつくっています。まずはざるそばでうまさを実感。更科系の白くきれいなそばが特徴のすぎむらでは、すべて十割そばを出しています。細目できゅっと締まった麺は、滑らかでのど越しがよくコシが強くてしこしことした歯ごたえです。そして、口の中に広がるそばの香り。まずはなにもつけず、そば本来の甘みや香りを感じてみたくなるそばです。

中津川駅前通りにある更科では、中津川市阿木地区のそば粉を自家製粉。挽きたて、打ち立て、ゆでたてを大切にしています。こだわりは旬の味。春のわさび菜そばから始まり、幻のタケノコといわれる中津川瀬戸産のたけのこそば、夏は鮎そば、秋から冬にかけてはすだちそば、山ごぼうそばと、いつ訪れても季節の味が楽しめます。中でも大人気なのが、春の天然山菜そばと秋の天然きのこ松茸そば、そして自然薯そばです。自然薯は冬にすりおろして真空冷凍にしてあるので、いつでも旬の味が楽しめます。観光客の方にお勧めなのが、「中山道御膳」。中津川名物をワンプレートにした欲張り御膳です。中津川の味のこばちとお酒がセットになった「そば前セット」で、そばの粋な楽しみ方ができるのも更科の魅力です。